TDR「危険行為はキャストから声かけている」
シンデレラ城などの前の広場では、座り込んだり寝転んだりする人が多数見られ、通行などの支障になっているとのツイートも多かった。ローアングルからシンデレラ城を入れて自撮りができることが人気の理由ではないかという。
こうした行為について、ツイッター上などでは、木箱に座るぐらいならいいのではないか、インスタ投稿者らを晒して批判する人もおかしい、といった意見も出ている。しかし、疑問や批判の声の方が多く、「最近マナー悪い人多すぎる」「夢と自由を履き違えてますよね」「目先の自己顕示欲とか承認欲求は自分の首を絞める」といった意見が書き込まれている。
9月8日からはハロウィンイベントも始まるが、過去には、トイレで着替えたり、ディズニーと無関係な衣装を着たりするケースも報告されていただけに、マナーの悪化を懸念する声も出ている。TDR側も、ホームページ上で、トイレでの着替えを禁止するなど4つのルールを示した「仮装ガイド」を公開して、注意を呼びかけている。
TDRを運営するオリエンタルランドの広報部は6月26日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。
「アトラクションの改修工事は、様々な目的で行っていますが、その目的や内容などは開示していません。危険行為などについては、キャストからお声かけを行っています。お客さまには、ルールに従って安全に楽しんでほしいと考えています」
声かけなどに従わない客については、「お客さまに関わる話になりますので、お答えは差し控えさせて下さい」としている。