東京ディズニーリゾート(TDR)で最近、マナーが悪い客が目立ってきているとツイッター上で訴えがあり、反響を集めている。
仮装が楽しめるハロウィンイベントも2017年9月から予定されているが、TDR側は、ホームページ上でルールを守るよう呼びかけている。
「インスタ映え」する人気スポット
アラビアンコーストというアトラクションには、宮殿の外壁のようなところに、背景の景色がいいとされる窓穴がある。そこで、おそろいのミッキーヘアであぐらをかいたり、CDジャケットのようなポーズを取ったり...。インスタグラムなどには最近、こんな写真が次々に投稿されている。
この写真スポットは、「インスタ映え」することから、人気とされているようだ。
ただ、ツイッター上では、窓穴に入るのは危険でほかの客にも迷惑がかかりかねないと指摘が出るようになった。このスポットは、6月中旬になって改修工事で窓穴がふさがれ、手前には植木鉢が置かれて入れなくなった。はっきりした理由は不明だが、TDR側が安全対策を行ったのではないかともみられている。
ほかのアトラクションでも、危険であり迷惑となる行為があるとツイッター上でつぶやかれている。
トゥーンタウンでは、フタを開けて音を楽しむ10個前後の木箱の上に座ったり、立ったりして写真撮影をする人がいると訴えがあった。中には、集団で座ってポーズを取る人たちもいるらしい。ここは、17年に入って、フタの上に「NO STEP」と書かれ、乗ることを禁止するマークも描かれたが、それでも乗る人がいるとの情報も流れている。
また、シンデレラ城の周りの塀に登って撮影する人もいるといい、安全対策のためか、4月ごろに塀の上にトゲがあるような装飾物が置かれてしまったという。