巨人戦5戦で4敗・防御率37の中日・田島 森監督は何を考えている?

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   中日のクローザー・田島慎二投手(27)が巨人相手に「トラウマになってる」と言われるほどの弱さを見せている。2017年6月25日の巨人戦でもサヨナラ打を浴びた。東京ドームでの巨人戦は直近5試合で、0勝4敗、防御率37.13だ。

   それにしても、データ的にこんなにひどいのに、森繁和監督はなぜ使うのだろうか。田島に森監督は「田島だけ反省すればいい試合」と厳しい言葉を投げかけた。インターネット上では「これは任命責任」「こういうデータを気にせず投げさせるのは間違ってない」と評価は二分した。

  • 東京ドーム
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「今日は田島だけ反省すればいい試合」

   6月25日の試合は、9回ウラ、3-2で田島がマウンドに立った。いきなり2安打で1点を献上し、四球を挟んで1死1、3塁の場面で、中前へサヨナラ適時打を浴びた。試合を決めた巨人の石川慎吾外野手は21打席ぶりの安打でプロ入り後初のサヨナラ打となったほか、巨人は先制された試合で24日までの21連敗を止めるなど、明るい材料を与えてしまった。

   森監督は「今日は田島だけ反省すればいい試合」と名前をあげ、「東京ドームがいけないのか、巨人(との相性)がいけないのか。本人に聞いてみないと分からない」と述べている。

   田島は東京ドームでの巨人戦にツキがない。16年9月22日にサヨナラ2点本塁打、同年同月27日にサヨナラ満塁本塁打、17年4月1日にサヨナラ3点本塁打、6月23日にはクローザーにもかかわらず無失点のまま途中降板を命じられ(チームは勝利)、25日にはサヨナラ安打だ。

   今季はここまで37試合に登板して1勝4敗18セーブ、防御率3.28とそつなく役目をこなしている印象だが、対戦相手別の防御率をみると相性が際立つ。2位・阪神、3位・DeNA、6位・ヤクルト相手には防御率0.00だが、5位・巨人には11.12で、首位・広島相手の4.50をはるかに下回る。

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