任期満了に伴う神奈川県横須賀市長選が2017年6月25日投開票され、無所属新人の元市議、上地克明氏(63)が無所属現職の吉田雄人氏(41)と無所属新人で共産党が推薦する林伸明氏(51)を破り、初当選を果たした。投票率は46.10%だった。
上地氏はタレントの上地雄輔さん(38)の父で、趣味にスポーツとバンド活動を挙げ、「上地克明 with GOLD」として音楽活動もしている。政策面では、海を活かした「海洋都市構想」、文化を発信する「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市構想」、地形を活かした「谷戸再生構想」の3つの構想を掲げ、横須賀の復活を目指すとしている。
上地氏の陣営では、地元選出の小泉進次郎衆院議員(自民)が議員選挙対策本部最高顧問を務め、党本部も応援部隊を派遣するなど支援していた。