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1日5~6時間以上の使用で試験は「陽性」

   米神経筋・筋電図学会の学会誌に17年6月21日付で掲載された研究報告では、端末機器を長時間使う人は手根管症候群の兆候があることが示唆された。

   香港理工大学のピーター・ホワイト准教授らの研究グループにより行われた、18~25歳の成人48人を対象にした調査。48人は、同症候群の症状を申告してはいないが、そのレベルはさまざまながら、手や手首に痛みを感じると答えていた。

   報告によると、1日5~6時間以上端末機器を使うと述べた人たちは、5~6時間未満の人に比べて、正中神経の辺りをマッサージする機会が多く、臨床試験では手根管症候群について「陽性」を示すことが多かった。また、手や手首の痛みを訴える機会も多かった。

   調査はサンプル数が十分とはいえず、症状などについては自己申告であるほか、試験で用いられたのが、より正確に診断できる設備ではなく超音波画像診断だったことから、結果は「限定的」とされる。ホワイト准教授は、さらに研究が行われる必要性を認めながら「手根管症候群は中高年の女性に多い。しかし今回の研究で、長時間、集中的に端末機器を使う若い層が同症候群になる潜在性を示唆できた」としている。

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