「ヤバすぎ！」「危ない危ない......！」――白煙が立ち込める握手会会場、ファンたちが上ずった声で話し合う様子が、現地から投稿された動画付きツイートには生々しく記録されている。
千葉・幕張メッセで開催されていた、アイドルグループ「欅坂46」の握手会で2017年6月24日夜、発煙筒が焚かれる騒ぎがあった。これを受けてか、一部メンバーは、翌25日の握手会の一部を欠席することが告知されており、ファンからは心配、そして激励の声が相次いでいる。
-
公式サイトでも経緯が報告された
帽子の男がその場で取り押さえられる
騒動があったのは、シングル「不協和音」の発売を記念して開催されていた握手会でのこと。報道や現場に居合わせた人のツイートの情報などを総合すると、19時40分ごろ、メンバーの平手友梨奈さん（16）、柿崎芽実さん（15）らのレーンに並んでいた、白い帽子をかぶった男（24）が、突然発煙筒に火を点けた。
男はただちに取り押さえられ、果物ナイフを所持していたことから、銃刀法違反の疑いで逮捕された。メンバーの名前を挙げて、「殺そうと思った」などと供述していると報じられている。
欅坂46の公式サイトによれば、安全確認を行った上で握手会は再開され、また25日の握手会も予定通り開催。ただし、柿崎さんら3人のメンバーは終日欠席、また平手さんら2人は一部日程を欠席することが告知された。特に平手さんについては、後半の第3部以降への出席は12時時点で未定とされている。