米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手(28)とテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が2017年6月24日(日本時間)の試合でともに先発した。日本を代表する両エースはメジャーの舞台で初の投げ合いとなり、互いに一歩も譲らない投手戦を展開した。
田中投手は8回を3安打0失点9奪三振2四球、ダルビッシュ投手は7回を2安打0失点10奪三振0四死球と、両者得点を許さない好投を見せた。試合は9回に両チーム1点ずつ奪い、延長10回の末に後攻のヤンキースが2対1でサヨナラ勝ち。田中投手とダルビッシュ投手はいずれも勝敗がつかなかった。
ダルビッシュ投手は05~11年は北海道日本ハムファイターズ、12年以降はレンジャーズに所属。田中投手は07~14年は東北楽天ゴールデンイーグルス、15年以降はヤンキースに所属している。
ダルビッシュ投手は試合後にツイッターで「同じ時代で投げてきて、もう同級生のような位置付けのまさお(編注:田中投手のあだ名)。僕にとってはニューヨークで投げあい、お互い好投できたのは一生の思い出になるでしょう。皆様応援ありがとうございました^_^」と充実感を伝えた。田中投手は試合後にツイッターを更新していないが、ダルビッシュ投手のこの投稿をリツイートしている。