女優の橋本環奈さん(18)が「驚き」の表情をつくるのに大苦戦した。
さまざまな表情を自動で読み取って写真撮影するAI(人工知能)コンテンツの体験中のことだ。「笑顔」は3秒で認識されて撮影できたのに、「驚き」は1分もかかってしまい、橋本さんは苦笑いするしかなかった。
「喜び」か「驚き」の表情が認識されると自動でシャッターがおりる
橋本さんは2017年6月24日、東京都内で開かれた都議会議員選挙(6月23日告示、7月2日投開票)のPRイベントに参加。選挙での投票が可能となる18歳の誕生日を17年2月に迎えた橋本さんは、今回の都議選のイメージキャラクターを務めている。
若者を中心に選挙を身近に感じてもらえるよう、イベントでは「笑顔でつくる、東京」をテーマに一風変わった体験型コンテンツを用意。その1つが「ミニポスタースタジオ」で、その場で撮影した写真が手のひらサイズのオリジナル都議選ポスターになってプリントアウトされる。撮影カメラにはさまざまな表情を読み取る高精度のAIが搭載されており、「喜び」か「驚き」の表情が認識されると自動で撮影される。逆に言えば、これらの表情がAIに認識されなければいつまでもシャッターは切られない。
橋本さんが体験すると、まず「喜び」の表情は、「千年に一人」の美少女の本領を発揮したとびきりの笑顔を見せ、カメラの前に立って3秒で撮影に成功。あまりの速さに橋本さんから「うわっ」と声があがり、頬を緩ませた。