カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がファッションに関する調査をしたところ、男性で一番多かった回答は月の洋服代が「1カ月平均3000円未満」で、「擦り切れるまで着る」だった。
ネット上ではこの調査に対し、洋服にはカネをかけたくないという意見が大半で、「最近はユニクロすら高いって思うようになった」などと感想を述べる人もいる。
「擦り切れるまで着る」
CCCが2017年6月13日に発表した「ファッションに関するアンケート調査」によれば、男性が興味・関心がある1位は「食」で、「旅行」「車」「健康」「エンタメ」と続き、女性の34.4%が興味があると答えた「洋服・ファッション」は、16.4%しかなかった。男性の1カ月あたりの洋服の購入金額で最も多かった回答は「3000円未満」(30.9%)。購入した洋服を手放すまでの期間について男性は、「擦り切れるまで」(30.4%)が最も多かった。女性の最多回答は「2~3年程度」(28.5%)だった。このアンケートはインターネットを使い、「Tカード」を利用する18~69歳の男女1600人を対象に17年5月に行った。
バブル経済期やDCブランドブームなどがあったかつてはローンを組んでまで新作ファッションに身を包み、その後は海外高級ブランドブームが起こったものの、2000年に入ってからは男性は特にとんとファッションの話題は出なくなり、「ユニクロ」などの定番品ばかりが目立つようになった。デフレも影響し、衣料品にはお金をかけなくなったのだ。
「この前服を買ったのがいつだったか思い出せない」
今回のアンケート結果にネット上では、
「この前服を買ったのがいつだったか思い出せないレベル」
「昔、服屋に来ていく服がない、だったけど今はさらに自分の財布が逼迫して 『服を着て、外出するべき用事がない』になってきた」
「2年おきくらいでスーツ作るから(月平均)3000円くらいはあるな。私服は何年も買ってないけど」
「最近はユニクロ、GU、ショットで買って安い服で全身まとめるのがクセになったw 一枚1万とかの服買うのアホらしくなったわ 」
「最近はユニクロすら高いって思うようになった」
などといった感想が掲示板に書き込まれている。