元秘書への暴言・暴行疑惑で一躍「時の人」となってしまった豊田真由子衆院議員(42)の「モノマネ」をする人物がさっそく現れた。お笑いタレントの清水ミチコさんだ。
2017年6月22日に放送されたラジオ番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(ニッポン放送系)で、さっそく声マネを披露した。
「違うだろ!このハゲ!」
この日の番組には、清水さんとお笑いコンビ「ナイツ」の2人が出演した。先に「ネタ」を繰り出したのはナイツの塙宣之さんだ。自身が学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長に似ていると話題になっていることを受け、冒頭から
「今日はね、100万円持ってきたんですけどね」
「直接届けようと思って」
と、前日21日夜に籠池氏が安倍昭恵夫人の経営する居酒屋を訪れた「100万円返金訪問」にかけて笑いを誘った。
清水さんから「やめなさいよ」と笑ってたしなめられると、塙さんは続けて
「ごめんなさい、間違えました。政治家といえば、僕ら清水さんの秘書のような存在と言っても...」
と、秘書ネタを投入。すると清水さんは、
「違うだろ!このハゲ!」
「違うだろー!!」
と、ワイドショーでも延々と流れている「絶叫暴言」の声マネを披露してみせたのだ。
清水さんはその後、「すごいね」と苦笑しつつ、「ちょっと練習しようと思います」と自身のモノマネレパートリーに加えることを示唆。さらに「オファーはありますよね。『やってください』っていう」と、すでに豊田議員のモノマネ依頼を受けていることも明かした。
音声データも公開
豊田議員の元秘書に対する暴言・暴行疑惑は、22日発売の「週刊新潮」が報じた。前日21日にはデイリー新潮のYouTubeチャンネルで音声データの一部を公開した。
金切り声で罵詈雑言を浴びせ続ける衝撃的な内容はネット上でも注目を集めた。同時に「誰かがモノマネをしそう」だと話題になり、この頃から清水さんの名前が上がっていた。
豊田議員は今回の新潮報道を受けて、6月22日夕、自民党に離党届を提出したと報じられている。