小林麻央さん死去、34歳 乳がん闘病2年8か月

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   歌舞伎役者・市川海老蔵さん(39)の妻で、乳がんで闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなったことが2017年6月23日、わかった。34歳だった。松竹が報道各社に、海老蔵さんが同日14時半から記者会見すると連絡。その後、各メディアが一斉に麻央さんの死去を報じた。

   17年6月20日を最後にブログの更新が途絶え、ファンや関係者らが体調を心配していた。若すぎる死に悲しみと悼む声が広まっている。

  • 2010年7月29日、海老蔵さんと結婚式を挙げた時の小林麻央さん(写真:Natsuki Sakai/アフロ)
    2010年7月29日、海老蔵さんと結婚式を挙げた時の小林麻央さん(写真:Natsuki Sakai/アフロ)
  • 2010年7月29日、海老蔵さんと結婚式を挙げた時の小林麻央さん(写真:Natsuki Sakai/アフロ)

闘病生活を綴ったブログ「KOKORO.」

   麻央さんの闘病生活はおよそ2年8か月に及んだ。海老蔵さんが2016年6月9日に開いた会見で、1年8か月にわたって「進行性の早いがん」で闘病中であり、「深刻」な状況だと明かしていた。

   2016年9月1日には、闘病生活を綴ったブログ「KOKORO.」を開設。初投稿は「なりたい自分になる」と題し、

「力強く人生を歩んだ女性でありたいから 子供たちにとって強い母でありたいから」

と、ブログ開設に至った経緯を説明した。ブログには日々、闘病による自身の体験や日常、心境が綴られ、その前向きな言葉に多くの読者が勇気をもらっていた。

   病状は一進一退を繰り返していたが、17年4月22日には再入院を報告。ブログには、高熱にうなされる日々や鎖骨下の血管に埋め込んだ「点滴用のポート」、痩せ細った姿に泣いてしまったこと、痛み止めテープの増量など芳しくない病状が綴られた。さらに、5月26日にはがんが顎に転移したことを告白。5月29日には4月から約1か月に渡った入院生活を終え、在宅医療に切り替えていた。ブログには家に戻れたことによる喜びや安心感、同時に不安など、「1日1日の心と記録をここに残す気持ち」が綴られていた。

   麻央さん死去の一報が流れると、ネット上の衝撃も大きく、

「ものすごく悲しい...」
「本当に信じられない」
「ご冥福をお祈りいたします」

などと、悲しみの声が溢れている。

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