自民の地方職域支部代表に加計学園理事長 テレビ東京「党とのつながりを示す新たな事実」

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   国家戦略特区での獣医学部新設を計画している学校法人「加計学園」理事長の加計孝太郎氏が、自民党の岡山県自治振興支部の代表であることを示す文書をテレビの報道番組が取り上げた。

   学部新設計画と「総理のご意向」をめぐり注目が集まる中、今回の文書について、インターネット上ではさまざまな反応が寄せられた。

  • 岡山県公式サイトで公開されている政治資金収支報告書の1枚(編集部で一部加工)
    岡山県公式サイトで公開されている政治資金収支報告書の1枚(編集部で一部加工)
  • 岡山県公式サイトで公開されている政治資金収支報告書の1枚(編集部で一部加工)

「自由民主党岡山県自治振興支部」の代表者

   岡山県が2016年11月18日付で公表した政治団体「自由民主党岡山県自治振興支部」の2015年分の政治資金収支報告書を見ると、「代表者」欄には「加計孝太郎」の記載がある。収入と支出はいずれも7万2800円。

   加計氏は安倍晋三首相の友人。加計学園は国家戦略特区での獣医学部新設を計画しており、その経緯をめぐっては、政府が「加計ありき」で新設の条件を決めていったのではないかとの指摘も野党などからあがっている。

   17年6月21日に放送されたテレビ東京の報道番組「ゆうがたサテライト」では、「加計学園と自民党とのつながりを示す新たな事実」として、この収支報告書の存在を取り上げた。番組では関係者の話として「この団体は以前、旧自治省出身の候補者を応援するために立ち上げたもので、現在はほとんど活動していない」と伝えている。

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