防犯カメラ反対には「何かマズイことでもあったのでしょうか。不思議でなりません」
都議選をめぐっては公明・共産の両党は熾烈な戦いを続けている。公明党側の共産党批判は今回に始まったものではない。今回問題になったツイッターの書き込みは、6月20日に機関紙「公明新聞」の若者向けコーナーに掲載された内容を転載したものだが、同紙では、ここ1か月ほどでも激しい共産党批判を展開している。
5月25日には、
「マスコミが報じる共産党の厚顔無恥ぶり 私立高無償化『公明の実績』を横取り」
と題した記事を掲載したのに続いて、2面の「一刀両断」と題したコーナーでは、
「共産、北と『兄弟党』ゆえに...ミサイル抗議 反対した唯一の党」(5月17日)
「『豊洲』を児童施設に 共産都議が驚くべき発言」(6月7日)
「共産、次は『テロ準備罪法』廃止」!? 『現代の治安維持法』とレッテル張り 選挙目当ての扇動体質を露呈」(6月20日)
といった見出しで共産党を批判。特に6月15日に
「共産は防犯カメラが嫌い!?市民の安全守るのに不要と 都議会など各地で設置に反対」
と題して掲載された記事は、
「今日、防犯カメラは市民の安全・安心を守る上で大きな効果を発揮し、その必要性が広く社会的に認知されています。共産党は、どうして各地で防犯カメラの設置を嫌がってきたのでしょうか。何かマズイことでもあったのでしょうか。不思議でなりません」
などと、思わせぶりな書きぶりになっている。