バンダナやウエアを水に濡らし冷やす
そこで、まず家の中では次のことに注意するよう呼びかけている。
(1)家の中ではクーラーを徹底してかける。
(2)飲み水を絶やさないよう気を付ける。
(3)留守番時には日陰の部屋に移動させておく。
(4)アイスクリームやシャーベットなどの冷たいおやつをあげる。
(5)熱中症対策グッズも上手に利用する。クールマットやクールシートを床に置く。また、バンダナを水に濡らして首の周りに巻いたり、ウエアを濡らして着せたりすると体を効果的に冷やすことができる。
暑い夏はしっかり準備して散歩に出かけたい。注意点は次のとおり。
(1)散歩はできるだけ涼しい早朝に。日中は人間には約30度前後の気温(顔付近の高さ)でも、地面は約50度になり、犬の足の肉球がヤケドする。小型犬の頭部あたり(地面から30センチ)は約40度の高温になる。
(2)散歩には熱中症対策グッズを持参する。クールタオル(水で濡らしアイスノンで冷やす)やウエットシートで体を拭いたり、クールスプレーを使用したりする。
(3)ウエアのポケットに保冷剤を入れておくのもいい。
(4)必ず水筒(ペットボトル)と給水コップを持ち歩く。