「寝だめ」と「寝酒」がいけない理由
タレントの優木まおみ「私、忙しくて4~5時間しか眠れなくて、休みの日にガバーっと寝ちゃいますが、寝だめはいいのですか? まとめて睡眠負債を返済するわけだから」
井上教授「寝だめはオススメできません。普段の生活が乱れ体内時計が狂いますから、別の健康への悪影響が出てきます(ええっ~!とスタジオからブーイングの声)。睡眠負債はまとめて返さず、毎晩の睡眠を増やして少しずつ返すのがいいのです」
MCの寺門亜衣子アナ「主婦の中には昼寝でカバーしている人もいます」
白川教授「やはり生活のリズムが崩れます」
お笑い芸人の尾形貴弘「僕は5時間ですが、寝酒を飲んで熟睡しています」
白川教授「寝酒は絶対にやめてください。結果的に睡眠を浅くして、睡眠負債をどんどん増やしているようなものです」
尾形「......(ショックで口がきけない)」
結局、日々の生活の中で時間をやりくりして、夜の睡眠時間を1~2時間増やしていくしかないという。「早めに寝床に着いても、なかなか眠れない」という悩みを持つ人も多いだろう。そんな人の対策として番組では、「ベッドでのスマホは厳禁」「上を向いて歩こう(午前中に太陽光を視野に入れる)」という2つを「眠りの極意」として紹介した。スマホを見ていると、脳の感情部位が働き、睡眠ホルモンの分泌が止まるからだ。また、わずか15秒太陽光を浴びるだけで、体内時計がリセットされる効果があるという。