100歳長寿者はみんな肉をモリモリ ダイエットに認知症予防に驚異の力

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体調不良の女性が肉を食べると元気でキレイに

   番組ではもう1つ、肉を食べると体調がよくなるマジックを行なった。長くカラダの不調を抱える34歳の主婦・大城チエさん。疲れやすい、眠れない、貧血気味、肌が乾燥する、冷え性などの症状に悩まされてきた。チエさんは子供のころから肉のアブラが大の苦手で、肉を進んで食べられない。そこで料理研究家の今泉久美さんがとっておきの肉料理を伝授した。「エリンギ入りハンバーグ」だ。赤身の豚と牛の合いびき肉を使い、エリンギをみじん切りにして練りこむ。エリンギなどのキノコ類は、加熱すると水分とうま味成分が出てきて肉汁代わりになり、魔法のように食べやすくなるという。

   チエさんは、今泉さんと蒲池教授から肉料理の指導を受け、2週間さまざまな肉料理を食べ続けた。そして蒲池教授が体のデータをとると、劇的な変化が表れていた。全身の筋肉量が0.3キロアップ、特に太ももが約1キロも増えた。体長不良のため休んでいた阿波踊りの練習に参加。いつも疲れて途中でやめていたが、この日は最後まで踊り抜いた。

チエさん「母親から顔色が良くなったと言われました。手がいつもカサカサしたのですが、今はしない気がします。髪の毛もペタッとしていたのが、ふわっとした感じがします」

   この変化について静岡県立大学の横越英彦名誉教授はこう説明する。

「私たちの体は、髪の毛も皮膚もタンパク質でできています。それが新陳代謝で、常に新しいものに変わっています。その時の原料になるのが食べ物からとるタンパク質。それが足りないと手がカサカサになったり、髪の毛のボリュームがなくなったりします。一番大事なのは、私たちの体は日々作り変えられていること。その原料がタンパク質で、それを一番効率良く取れるのが肉なのです。本当に健康長寿につながる食材だと思います」
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