フェイクニュース共同検証FIJが発足 ファクトチェック「検閲や排除ではない」

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「検証された情報」拡散させる必要性

   こういった取り組みが日本では進んでおらず、藤村氏は記者会見で

「偽情報は大変足が速く、広範囲に届く割に、検証された情報は、決してその規模において、あるいはスピードにおいて、偽情報に勝る力を持ちえなかったという大きな課題がある」

   などとして、「検証された情報」を拡散させる必要性を強調した。

   FIJは(1)ファクトチェックのガイドラインや評価手法を検討し、方法論を標準化する(2)ファクトチェックの対象となる「情報」である報道やSNSの投稿などの収集の効率化など、日本におけるファクトチェッカーの支援を行う(3)国際的なファクトチェックフォーラムに参加し、セミナーを開いて成果を共有する、などを軸に活動する、としている。

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