SMAPは「被害者」 デーブが示唆した「真犯人」像

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   2017年6月18日、前年末に解散したSMAPのメンバー稲垣吾郎さん(43)、草なぎ剛さん(42)、香取慎吾さん(40)の3人がジャニーズ事務所との契約を9月に終了することが正式に発表され、世間に衝撃が広がった。

   そんな中、19日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)にコメンテーターとして出演したデーブ・スペクターさんの発言にSMAPファンから称賛が相次いでいる。解散はメンバーには関係のない「人事の確執」が原因として「5人は被害者」と訴えたのだ。

  • 「5人は被害者」と訴え(2016年8月撮影)
    「5人は被害者」と訴え(2016年8月撮影)
  • 「5人は被害者」と訴え(2016年8月撮影)

「事務所の人事トラブルに巻き込まれた」

   SMAP解散から約半年、改めて世間に衝撃を与えた3人のジャニーズ事務所退所。19日の「ミヤネ屋」では、冒頭からこの話題を大々的に取り上げた。

   番組では、かねてジャニーズ事務所に残留する意志が固いと報じられてきた木村拓哉さん(44)に対して、退所の意向を示していたとされてきた4人の中で中居正広さん(44)だけが事務所に残留する結果となったことや、3人の退所についてジャニー喜多川社長が「どこにいようとも、又どのような立場になろうとも、彼らを想う気持ちに変わりはありません」などと異例のコメントを出したことにフォーカスした。

   司会の宮根誠司さんが中居さんの残留や社長からのメッセージについて、

「なんとなく、またみんなが集まれる可能性も社長自体が残されたような気もしますよね」
「『なぜ中居さんだけ残るんだろう?』というような疑問をファンの皆さんはじめ、日本国民全員が持ってると思うんですが、これが実は大変いい選択だったかもしれない」

などとSMAP再結成への可能性を指摘し、デーブさんにコメントを求めた。これを受けて、デーブさんは中居さんの決断について「潔くも感じると思います」と褒めたうえで、SMAPの解散は従来の独立や退所とは異なると指摘し、

「あくまでもSMAP(の)5人自身とは全く関係ない、事務所の中の人事の確執、トラブルがあっただけなんですよ。だから被害者なんですよね」

と、解散の原因としてメンバーの不仲説などが囁かれたがSMAPのメンバーには非がないことを強調した。さらに

「だからこそ、今度出ていくときや将来のシナリオも協力的であるということはそれだと思うんですよね」

とジャニー社長が3人への応援コメントを出すという異例の対応は、こうした事務所の内情があったからでないかという自論を展開した。

過去にも解散報道に違和感露わに

   以前から解散は事務所トラブルに巻き込まれた結果とするファンも多かっただけに、このデーブさんの発言には、

「デーブいいこと言うなー」
「デーブさん、まともな事を言ってくれてる。5人は被害者。事務所内の人事に巻き込まれた」
「デーブさん、本当の事発言してくれて感謝です。もっともっと多くのキャスター、コメンテイターに真実を語って欲しいです。不仲でも無ければ解...なんて考えた事も無かったSMAP」
「いつもはダジャレとかでふざけてる印象だけど、デーブさんは骨太のジャーナリストなんだな」

と共感し、称賛する声が次々に寄せられている。

   実はデーブさんは「SMAP解散騒動」当初から断続的に「疑問」や「違和感」を訴えていた。例えば、16年1月24日に出演した「サンデージャポン」(TBS系)では、解散報道がスポーツ紙や週刊誌優勢であることについて

「日常的に(SMAPを)使っているからテレビ局が一番パイプあるのに、一切独自取材していないんですよ」

と発言し、テレビ局の報道姿勢に違和感を露わにしていたほか、SMAPの解散直後に出演した「とくダネ!」(17年1月4日放送)では、オーストラリアのメディアから受けた取材に対して、

「身内的な事よりも、事務所のドタバタ、いろんなこと、対人関係がエスカレートしてこうなってしまったけど、本人たちの希望ではないということ」

と答えたと語っており、都度ファンから共感を呼んでいた。

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