初の北方領土空路墓参、濃霧のため中止

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   2017年6月19日に予定されていた北方領土の元島民らによる国後島と択捉島への初めての航空機での墓参は、国後島の濃霧のため中止となった。

   元島民と家族ら70人が墓参予定で、当初18日に行われる予定だったが、濃霧による天候不良のため順延となっていた。これまで墓参は船舶で移動していたが、高齢化が進む元島民の負担を考慮して、17年4月の日露首脳会談で6月中の空路墓参の実施を合意していた。

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