2017年6月17日に開票イベントが行われたAKB48グループの「選抜総選挙」で、「結婚宣言」が飛び出した。「恋愛禁止」が建前のはずのAKBで、こういった発言が飛び出すのは前代未聞だ。
この発言をしたNMB48の須藤凜々花(すとう・りりか)さん(20)をめぐっては、週刊文春が投票期間中に「熱愛お泊まりデートを取材・撮影していた」とウェブサイトで報じている。今回の「結婚宣言」は、大量の資金を投じて須藤さんに投票したファンへの裏切り行為だとも取られかねず、現役メンバーや卒業生から批判的な声が相次いだ。
徳光アナ「今、ご自身、何話しているかわかる?真剣なんだよな?」
須藤さんは東京都出身。13年の「AKB48グループ ドラフト会議」でNMBに指名されて同グループでの活動を開始し、15年発売の楽曲「ドリアン少年」ではセンターポジションに抜擢。将来の夢は「哲学者」だと公言しており、16年には初の哲学書「人生を危険にさらせ!」(共著)を出版。独自路線で人気を集め、17年の「選抜総選挙」では3万1779票を得票して20位にランクインした。
須藤さんはランクイン後のスピーチで、
「えっと、私、私、NMB48須藤凜々花は結婚します!」
と宣言。司会の徳光和夫さん(76)が
「今、ご自身、何話しているかわかる?真剣なんだよな?」
「凜々花さんの言葉からは、結婚という言葉が出たんだけれど、これは本当ですか」
「相手もいらっしゃる?」
などと念を押すと、須藤さんは「はい」と断言。その上で
「相手はいます。でも言えないので、後日、私の口からきちんと説明したいと思います」
と説明した。イベント後に主催者が発表した資料では、
「本人の口からきちんと説明する場を、近日中に設ける予定です」
としている。