「今のAKB、どんどん信頼を失っている気がして」
指原さんは3連覇決定後のスピーチで、ファンへの感謝の言葉の次に言及したのは「無観客」の問題。AKBが「信頼を失っている」「皆さんの気持ちが離れていく」といった強い言葉を使いながら、グループへの支持を訴えた。
「天候のこととはいえ、6月に野外で、という無茶があったと思います。本当に申し訳ございませんでした。こうやってひとつひとつの積み重ねで、皆さんの気持ちが離れていくことが、とっても怖いです。今のAKB、どんどん信頼を失っている気がして、みんなが離れていくのが本当に怖いです。そして今、大事な仲間が卒業発表して、これからどうなっちゃうんだろうって、本当に不安です。皆さん、どうかメンバー、スタッフ一丸となって頑張っていきますので、AKB48を見捨てないでください」
イベント後の囲み取材でも、
「やっぱりどれだけのお金が動いたのか分からないし、ファンの方がお金をかけて来てくださっているのに、こういうことになってしまったというのは、かなり怒りを覚えています」
などと主催者の対応を批判。その上で、メンバーも運営側に疑問点を指摘しながら、グループとしての信頼回復につなげたい考えだ。
「ただ、これをきっかけに、今までは何となく言えなかった、『なんか沖縄で雨、大丈夫なのかな?』とか、当たり前にみんなが感じていることをスタッフに言えなかったので、これからは、麻友はもう卒業しちゃいますけど、横山(由依・グループ総監督)はこれから言うって言っていましたし、横山が言えないことは私が代わりに言いたい。もっとグループが応援していただけるように変わっていきたい」