消費者庁、食品の安全情報サイトを公開 リスクに関する正しい情報の周知を目指す

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   消費者庁は2017年6月14日、同庁ウェブサイト上に「食品安全に関する総合情報サイト」を開設した。

   食品の安全に関する情報をまとめており、内容は逐次追加される予定。

  • 正しい知識を得て安全性の判断を
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正しいリスク情報を発信

   現在、「食品安全に関する総合情報サイト」で確認できる情報は「食の安全を守る仕組み」と「食品添加物」の2項目で、このほかにも「残留農薬」「放射性物質」「遺伝子組換え食品」「自然毒」「健康食品」といった項目のコンテンツも公開予定となっている。

   また、最近起こった食品に関する事例を「最近のトピックス」として取り上げており、現在は「ハチミツによる乳児のボツリヌス症」の注意事項が掲載されている。

   消費者庁は「食品の安全に『絶対』はなく、食品を食べることで起きる人の健康への様々な悪影響の可能性(リスク)をゼロにすることはできない」としつつ、消費者の健康を守るため、安全が確保された食品でなければ流通は許されないと指摘。科学的な評価に基づき関係府省庁が連携し、消費者も含めて食品のリスクに関する情報や意見の相互交換をしながらさまざまな施策を実施しており、その一環としてウェブサイトでの情報公開を行っていくとしている。

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