パソコン情報誌「Windows100%」休刊 20年の歴史に幕、「お世話になりました」

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発行部数はピーク時の「3分の1」

   「Windows100%」編集長は6月14日のJ-CASTニュースの取材に対し、休刊となった理由について「一つは、部数減ですね」と話す。ピーク期の2000年頃には約20万部だった発行部数が、ここ最近は3分の1程度まで落ち込んでいたという。

   続けて、「『Windows100%』という媒体を通して伝えたい情報が少なくなってきたこともあります」とも話す。編集長は、

「例えば、Windows100%では個人が制作したPC用のフリーソフトを紹介する特集が人気でした。でも、最近はそうしたフリーソフトの作者が、スマホアプリの制作に移行するケースも目立っていて、雑誌で紹介できるような面白いソフトの数が減っていたんです」

として、ネット環境をめぐる「変化」も休刊の一因だとしていた。

   今後、ウェブ媒体への移行や再刊の予定はあるのか。この点について編集長に聞くと、

「現状では、特に何も考えていません」

とのことだった。

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