「W杯4か国共催」韓国大統領も提案 日中が単独狙いのなかでナゼ

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「文大統領は北との対話にオープンな姿勢。しかし...」

   この会談の内容はサッカーに関心が高い欧州メディアも報じた。英紙「テレグラフ」は12日「インファンティーノ会長は、今週末に会う中国の習近平国家主席に、文大統領の考えを打診するつもりだ」とし、緊迫する東アジアの平和に貢献すると考える文大統領は「私はインファンティーノ会長にこの問題に関心を持ってもらいたい」と述べていたという。

   韓国と北朝鮮の関係が共催の障壁になり得るという見方もある。英紙「ガーディアン」は12日、「文大統領は5月に就任して以来、北朝鮮との深い対話にオープンな姿勢をとっている」としつつ「しかし北朝鮮はこれに応じる構えを見せておらず、代わりに、国際的な制裁措置に反して前例のないペースでのミサイル発射実験を繰り返している」と南北朝鮮関係を懸念。さらに、「文大統領が国境を越えて交流しようとする試みは、韓国・ソウルの市民団体が救援物資を送ろうとする申し出を北朝鮮が断ったことで、見通しが悪くなった」としている。

   英タブロイド紙「メトロ」も南北朝鮮の関係について触れ、「両国の関係を考えれば、この提案が実現すれば驚くべき成果となる」としつつ、北朝鮮について「この悪名高い秘密主義国家にファンや競技者がどのようにして行くかは、克服すべき大きなハードルの1つとなりそうだ」と辛らつな表現を用いた。

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