巨人やめたらナゼ活躍するのか 日ハム村田、大田の才能開花

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「永遠の未完の大器」が花開いた大田泰示

   この日、もう1人活躍したのが大田だ。3打数2安打(1本塁打)1打点で、村田の初勝利を後押しした。9~11日の巨人3連戦で10打数7安打(2本塁打)と大爆発。この1週間の6試合を見ても、22打数10安打、打率.455とリードオフマンとして十二分に役目を果たしている。

   その大田も巨人からドラフト1位指名を受け、高校卒業後の09年にプロ入り。背番号は半永久欠番とされていた松井秀喜氏の「55」を託されたが、なかなか芽が出ず、5年目の13年に「44」に変更、「永遠の未完の大器」といわれた。翌14年シーズンから1軍での出場機会が増え、4番に座ったこともあったが、躍進は遂げられなかった。16年を出場62試合、打率.202、4本13打点で終えると、シーズン終了後にトレードに出され日本ハムへ移籍した。大田は移籍後、「今は心から野球を楽しめている」と発言したことがあった。

   このほか、今季4登板で1勝3敗、防御率7.07と苦しんでいるが、横浜DeNAの平良拳太郎投手(21)もドラフト5位で巨人入りしていた。巨人で3シーズンを過ごしたが1軍登板は1回のみで、その1回も敗戦投手に終わった。シーズン後の17年1月、フリーエージェント(FA)で巨人が獲得した山口俊投手の人的補償としてDeNAに移籍。先発登板した5月10日の中日戦を5回3安打1失点にまとめ、プロ初勝利をあげている。

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