フランス国民議会下院選挙の第1回投票が2017年6月11日(現地時間)に行われ、エマニュエル・マクロン大統領の新党「共和国前進」陣営が大勝する見通しとなった。
仏内務省によると、共和国前進と中道政党のグループはトップとなる32.3%の票を獲得。一方、「共和党」を中心とする中道右派は21.6%、極右政党「国民戦線」は13.2%、「社会党」を中心とする中道左派は9.5%にとどまった。現地メディアは、「共和国前進」グループが定数577の下院で400~445議席と大多数を占めると予想する。
投票率は過去最低の48.7%。6月18日の決選投票を経て最終的な議席数が確定する。