歯の手入れを怠ると認知症の恐れ 歯間ブラシとデンタルフロスで防げ

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正しい使い方を教えてくれる歯科医も

   歯周病予防に、歯のケアは当然重要だ。毎日の歯磨きに加えて、落合氏が勧めるのは「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」の使用だ。コメンテーターでテレビ朝日ディレクターの玉川徹氏が、大いに賛同した。自身、歯科で歯石を除去した際、最初は麻酔を打たないと処置ができないほどで「血だらけ」になったそうだ。その後歯間ブラシやデンタルフロスを使い始めたところ、次に歯石を取り除いてもらった際には麻酔が必要なかったという。

   ツイッターを見ると、歯科医によっては歯磨き指導に加えて、歯間ブラシやデンタルフロスの正しい使い方を教えてくれるようだ。サンスターのウェブサイトを見ると、使用時に歯茎に炎症があると出血することがあるが、毎日使い続けると次第に出血が少なくなると説明されている。ただし、出血が続くようなら早めに歯科医の診断を受ける必要がある。 「ジェット水流」も効果的だ。細長いノズルから出てくる水の勢いで、歯のすき間を洗浄する。落合氏によると、歯間ブラシなどでは届かない場所や細かなところまで汚れを落とせる。

   口のなかの唾液が少なくなると、細菌が洗い流されなくなって歯周病になりやすい。唾液の分泌を促すために、耳の下を指でマッサージしたり舌を活発に動かしたり、ガムをかんだりするとよい。

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