対処法は日本と変わらず
今年の調査結果が示しているとおり、ストレスは依然として生活面でシニアマネージャーに深刻な悪影響を及ぼしている。シニアマネージャーの61.8%が、「ストレスのせいで気持ちが消極的になっている」と感じており、回答としては最も多く、去年よりも2.2%上昇している。具体的に見ると、シニアマネージャーの15.5%が常に悲観的であり、「常に不愉快と感じる」と答えた者は11.6%で、「うつ的な傾向が見られる」という者も2.4%いた。
同時に、ストレスは仕事にも大きな悪影響を及ぼしている。シニアマネージャーの72.5%が「ストレスにより仕事の能率が下がっている」と感じており、「ストレスが原因で仕事への興味を失った」と答えた者は45.1%に上った。
ストレスに対して、彼らはどのように反撃に出ているのか?今年の調査結果によると、ストレスに対処するためにシニアマネージャーが用いる方法はこれまでとあまり変わっていない。日本でもおなじみの「読書」、「音楽鑑賞」、「運動」が典型的な三大方法だ。
経済発展の速度が速いかわりに、ストレスも中国では日本などの国より強く感じているようだ。
(在北京ジャーナリスト 陳言)