フジが問い合わせしてきて独自に4か条にまとめた
続いて、衝撃告白など「タイトルが過激ではないか?」とチェックする目も大切だとされた。また、顔を入れ替えるコラージュがされていないか「画像について過去と現在を比較する」、新聞記事に書いてあるなど「信頼性のある出典かどうか?」確かめる、といった点も挙げられた。
番組に出演したITジャーナリストの三上洋さんは、「これは本当、われわれも注意しないといけない。テレビ局も、私のようなジャーナリストも、衝動的に飛びついた後にちょっとブレーキをかけたらどうかと。裏を2つ、3つ必ず取る」と指摘していた。
放送後には、ツイッター上などで、フジが「デマ情報を見破る4か条」を取り上げたことが話題になり、「身内向けのレクチャーなのでは」「完全な自虐ネタですね」との推測が出ている。
謝罪したガリガリ君の件についてみると、まず過去記事のデータベースなどで「まだ出ていないニュース」だとチェックしていなかったことがある。火星ヤシ味とは「タイトルが過激」で、イラストはガリガリ君と髪型が違うと「画像の比較」がされていなかった、ネット上の画像だけ見て「出典」を確かめなかった、といった点が4か条に当てはまっていた。
イー・ガーディアンは6月8日、J-CASTニュースの取材に対し、フジが問い合わせしてきて独自に4か条にまとめたものだとして、こう説明した。
「謝罪した問題についてではなく、デマを拡散しないために一般のネットユーザーとして気を付けるべきことについて聞かれました。それがフジの問題についても当てはまるかについては、コメントとしてお答えできるものはありません」