1990年代後半に人気を集めた初代プレイステーションのヒット作「クラッシュ・バンディクー」シリーズが、約11年ぶりに「復活」する。シリーズのうち3作を同時収録したリメイク版が、2017年8月3日に新しく発売されるのだ。
新作のタイトルは『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』。対応ハードはプレイステーション4だ。懐かしのシリーズの「復活」を受け、ツイッターやネット掲示板では「懐かしい!」「昔やってたなぁ」との声が相次いでいる。
日本ではテレビCMも話題に
ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは17年6月6日、「クラッシュ・バンディクー」シリーズをリメイクした新作タイトルを国内で8月3日に発売すると公式サイト上で発表した。価格はブルーレイディスク版、ダウンロード版ともに4900円(税別)だ。
1996年に第一作が発売された同シリーズは、バンディクートというネズミのような動物をモチーフにしたキャラクター「クラッシュ」を主人公にしたアクション作品。もともとは米国で発売されたタイトルだが、日本語に移植され国内でも人気を集めた。
コミカルな世界観に反した骨太な難易度や、クラッシュを始めとした個性の強いキャラクターで人気を集めた。そのほか日本では、陽気なリズムにあわせて作品タイトルを連呼するインパクトの強いテレビCMも話題となった。
新たに発売されるリメイク版では、プレステ用ソフトとして発売されたシリーズ初期3作を同時収録。元ソフトのテクスチャーを再構成し、オリジナルの雰囲気を残しつつも最新ハードならではの画質を実現した、としている。
実際、発売告知と同時にYouTubeで公開された公式プロモーション映像には、オリジナル版の粗いポリゴン調の映像と、リメイクされた美麗なグラフィックを「比較」するシーンも。リメイク版では、主人公クラッシュの身体を覆う1本1本の毛まで微細に描かれているのが印象的だ。
「やりたい! 小さい頃ドハマりしてたなー」
「クラッシュ・バンディクー」シリーズの新作ゲームソフトが国内で発売されるのは、2006年発売の「クラッシュ・バンディクー フェスティバル」(Nintendo DS用ソフト)以来約11年ぶり。懐かしのタイトルの「復活」を受けて、ツイッターやネット掲示板には、
「このためだけでもps4買いたいわ。クラッシュ・バンディクー大好きだった」
「やりたい! 小さい頃ドハマりしてたなー」
「クラッシュ懐かしい! 兄弟でハマってやり込んでた」
といった反応が相次いでいる。また、元AKB48の高橋みなみさん(26)もリメイク版の発売について、6月6日に更新したツイッターで、
「やばー!! クラッシュ・バンディクー!! これは欲しい! 青春!!」
と興奮気味にツイート。さらには、ソニーのライバル社といえるナムコの公式ツイッターも、6日午後に「クラッシュ・バンディクーさんが帰ってくる」と、思わず(?)反応している。