阪神ファンも憐れむ巨人「泥沼」11連敗 それでも5位はヤクルトのおかげ

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   巨人は2017年6月6日の西武戦で、球団ワーストに並ぶ11連敗を記録した。球団史上唯一の最下位となった1975年以来、実に42年ぶりの不名誉な数字だ。

   一時は、現在首位攻防を繰り広げる広島、阪神とともにデッドヒートを展開していた巨人も、いまや借金8で5位に低迷(数字は6月6日時点。以下同)。ここ13試合で1勝11敗1分けと同じく絶不調のヤクルトに救われているが、最下位でもおかしくない成績を残している。

  • 連敗脱出なるか(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsから)
    連敗脱出なるか(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsから)
  • 連敗脱出なるか(Ship1231さん撮影、Wikimedia Commonsから)

42年ぶりのワースト記録

   開幕から、FA陣の離脱や期待をかけた若手の背信など暗いニュースが多かったものの、高橋由伸監督はなんとかチームを指揮し、上位に食い込んでいた。

   しかし、その歯車も5月25日の阪神戦から狂い始める。これまで以上に投打が振るわず、 泥沼の敗戦ロードが幕を開ける。エースの菅野を含む投手陣の崩壊や、打線の沈黙が続き、ついに11の負けを積み重ねた。

   この汚名を残した6日の西武戦、明るい話題もあった。日本ハムから新たにFAで加わった陽岱鋼選手が1軍に初昇格し、2打席目にセンターへの2点タイムリーを放つ。また、ここまで12打数0安打と打撃に苦しむクルーズ選手も2安打1打点の活躍をし、ファンを沸かせた。

   しかし、桜井俊貴選手や西村健太朗選手といった中継ぎ陣が四球を連発し自滅。7回にあっさり逆転を許し、5対8でゲームセット。

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