熱中症の救急搬送、1週間で1000人超
昨年の同時期の2倍 消防庁まとめ

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   5月29日から6月4日までの1週間に熱中症で救急搬送された人が、全国で1000人超いたことが2017年6月6日、総務省消防庁が発表した速報値で分かった。

   昨年の同時期と比べて約2倍の搬送者数で、季節はずれの猛暑が続いたためとみられる。都道府県別では東京が最も多かった。

   消防庁の発表資料によると、この1週間の搬送者数は前の週より46%増の1086人。昨年の同時期560人の1.94倍だ。都道府県別では、東京が101人で最多。続いて埼玉(85人)、愛知(61人)、福岡(55人)、神奈川・大阪(51人)、千葉(48人)、兵庫(40人)、京都(35人)、福島(34人)、岡山(33人)、茨城・群馬・静岡(26人)などの順だった。

   年齢別では、65歳以上の高齢者が537人で最も多く、全搬送者の半数近くを占めている。また、発症場所では住居が31.0%と一番多く、屋外・道路を合わせた28.5%よりも多かった。同庁では、家の中でも小まめに水分をとり、エアコンをつけて温度をチェックするよう呼びかけている。

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