「長時間労働を理由に別れるのは『ただのセフレ』」――。
タレントのマツコ・デラックスさん(44)が、2017年6月5日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、長時間労働が理由で交際関係を解消してしまうカップルに辛辣な意見をぶつけた。
「ここまで長時間労働を悪にしてしまうと...」
番組では「残業で恋愛が」として、「残業40時間超 恋愛に支障70%」と伝える毎日新聞の記事を紹介。記事によると、結婚相談所が月平均40時間を超えて残業をしている男女を対象にアンケート調査した結果、恋愛に支障をきたした人は70%以上にのぼるという。「残業が交際に与えた主な影響」としては、「一緒に過ごす時間が減った」(38.2%)、「相手に迷惑を掛け我慢させた」(37.7%)、「けんかになった」(12.7%)の3つがフリップで紹介された。
こうした調査結果について、MCのふかわりょうさん(42)からコメントを求められたマツコさんは、
「長時間労働問題ってね、いろんな角度から出てくるけど、これは...。これ長時間労働のせいじゃないわよね、うまくいかなかったのは」
と、疑問を投げかけたうえで「ここまで長時間労働を悪にしてしまうと...」と続け、交際がうまく行かなかった原因が残業にあるとすることに納得いかない様子を見せた。その後、ふかわさんが「恋愛目線でいうと、多少の障害があった方が育まれるものじゃないんでしょうか?」とコメントすると、マツコさんは、
「多少の障害があっても育まれる恋愛っていうのはそういう風になるべくしてなってる恋愛であって、『会えないからイヤ』っていって別れるような恋愛は、恋愛じゃなくてただのセフレよ」
と、厳しい言葉で一刀両断した。
2人の時間を過ごすことが出来ない、いわゆる「すれ違い」を理由に別れを選択するカップルも少なくないと考えられるが、マツコさんの意見には、
「一理ある」
「マツコがそう言う意味分かる気がする」
「たかが残業で別れる恋愛はたいした付き合いじゃ無いな」
と共感する声が上がっているほか、
「長時間労働って、会えないから別れるだけじゃない。長時間労働すると、相手への気遣いが足りなくなるような」
と、影響は時間的な問題に限らないと指摘する声も上がっている。