清宮、高校通算本塁打100本に巨人名誉監督・長嶋がラブコール

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   早実の清宮幸太郎が通算100本塁打を放った2017年6月4日、巨人は10連敗。

   すると、長嶋茂雄が清宮を褒め、プロ入りの誘い。巨人に来い、と言っているようで...。

  • 「江戸村のとくぞう」さん撮影、WikimediaCommonsより
    「江戸村のとくぞう」さん撮影、WikimediaCommonsより
  • 「江戸村のとくぞう」さん撮影、WikimediaCommonsより

踏んだり蹴ったりの巨人

   清宮が100本目を放ったのは愛知県小牧市での享栄戦。9回に右中間場外へかっ飛ばした。

「すごいことなのか、実感がわかない」

   いつも通り落ち着いた話しぶりだが、やはり顔はうれしそうだった。打席に立つと、スタンドから「あと1本」の声。それに応えた特大アーチだった。

   この日を含め、招待試合であちこちから声がかかる。

「早実というより、清宮を呼びたいという感じ」

   アマチュア野球担当記者の感想はその通りだろう。見方によっては、見世物ともいえる状況だ。

   一方、東京では巨人がオリックスに負けて10連敗。まさに泥沼。広島に3連敗して交流戦に入ったのだが、楽天とオリックスにも3連戦を全て落とした。

「高橋監督は暗い」

と評論家にテレビで言われるなど、踏んだり蹴ったりの状態だ。投手が好投すれば打線が振るわず、打てば投手が崩れるといった最悪のパターンに陥っている。

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