納豆、豆腐、豆乳の大豆パワーが女性ホルモンの代わりに
「エクオール」とは何か。ここで、藤田保健衛生大学の松永佳世子教授が行なった、女性の肌の実験映像が公開された。50代女性2人の目じりのシワのアップ写真。特別な手当てをしなかった女性Aは3か月後、シワは深くなった。ところが、エクオールを服用した女性Bは3か月後、シワがほとんどなくなった。自分も毎日エクオールを飲んでいるという松永教授自身もツルッツル~の美肌だ。実験に使ったエクオールは錠剤だが、このエクオール、自分の体で作ることができる。
松永教授「エクオールとは、腸内細菌の力によって体内で作られる成分で、エストロゲンと同じような働きをしてくれるのです。エクオール産生菌という特別な腸内細菌が大豆をエサにせっせと作り出します」
いったい、どのくらいの量の大豆を食べればよいのだろうか。その目安は1日に豆腐なら1丁、豆乳なら200ミリリットル、納豆なら1パック(30グラム)油揚げなら1枚だという。
松永教授「毎日大豆をしっかり食べ続ければ、エクオール産生菌がだんだん増えてきますよ。肌のシワもどんどん減ってきますよ」