愛知県「引き続き登場してもらう」
モリゾーとキッコロは、愛知県瀬戸市内にある「海上の森」に特別住民票が作られていることから、「きっと瀬戸市の海上の森に帰るのでしょう」といった見方も出た。ここは、かつて万博の予定地とされながらオオタカ発見で会場から外されたところだ。
また、ジブリパーク化後は、モリゾーはトトロの世界に位置付けられるのではないか、あるいはトトロと共演することになるはずだ、といった観測も出ている。
今後どうなるかについて、愛知県の公園緑地課長は6月1日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。
「全部がジブリの世界になってしまう印象を与える報道もありますが、そうではなく、公園の中にジブリの世界が点在するというイメージです。万博の公園自体がガラリと変わるわけではありません。ジブリの展示物とは今も共存しており、モリゾーとキッコロについても、引き続き園内で登場してほしいと考えています」
キャラの著作権管理をしている地球産業文化研究所でも、「特にうちの方では変更はなく、影響はないと考えています」と取材に答えた。スタジオジブリの広報担当者も「合意したのは事実ですが、内容など詳細は検討中です。万博のキャラですので、愛知県の考えがあるならそうなるのかなと思います」と言っている。