10月まで週末予定が埋まる
AMEMIYAさんは、企業パーティーなら、事前に企業のことすべてをネット検索で調べ、歌ネタの歌詞に「あるあるネタ」を盛り込む。そして、企業のオリジナルソングを作っている。月に平均して12、3本も予定を入れており、夏は「冷やし中華」を思い出してもらえることから、20本ぐらいに増えるという。「夏はおかげさんで、クリーニングが間に合わないですね」といい、同じ衣装を6着持っている。
結婚式の披露宴では、夫婦に捧げる歌を作り、「熱い夫婦はじめました」とお馴染みのフレーズを繰り出す。AMEMIYAさんは、作曲もしているが、このメロディーは変えない方が安心してもらえるそうだ。ただ、それ以外は、企業パーティー同様に、新郎新婦に事前アンケートを取り、そこから2人のオリジナルソングを1から作ると明かした。
所属事務所とともにAMEMIYAさんの営業を担当しているエイスリーのヒーローキャスティング事業部では6月2日、J-CASTニュースの取材にこう話す。
「音楽番組の『HEY!HEY!HEY!』で嵐やAKBメンバーら芸能人に捧げる歌を作っていたんですが、4年ほど前から一般の方の結婚式でも捧げる歌を作って披露するようになりました。それがクチコミで広がって、昨夏の3か月間で問い合わせが50本ぐらい来るほどになっています。現在も同じぐらい来ており、9、10月まで毎週末の予定が埋まっている状態です。『熱い夫婦』の歌ネタでは、初デートや好きな場所のほか、新郎新婦がそれぞれ初めて知るような内容も盛り込んでおり、来ている方が笑ったり感動したり関心を持ってもらえるようにやっています」