ベネッセグループが出版する愛犬誌「いぬのきもち」編集部と、玩具メーカーのタカラトミーは2017年6月1日、犬の健康管理を目的とした犬専用のウェアラブルデバイスを共同開発、2017年秋から発売すると発表した。
商品名は「いぬのきもちお散歩Time」。首輪に装着した状態で散歩を行い、専用のスマートフォンアプリと連動させ、散歩中の活動量などを測ることができる。
犬種・体型・年齢ごとの最適な活動量を指導
ベネッセホールディングスの発表資料によると、「いぬのきもちお散歩Time」のアプリ内には、タカラトミーが収集した1万頭以上の飼い犬データが入っている。専門家の監修のもと算出された犬種や年齢、体型ごとの最適な活動量が記録されており、愛犬の健康維持に最適の活動量と、そのために必要な散歩時間の目安がわかる。実際に散歩すると、本体内蔵のセンサーによって犬の歩き方を「きょろきょろ歩き」「歩行」「はや足」「駆け足」の4種類に識別し、活動量を算出する仕組みだ。
また、散歩後には飼い主の消費カロリーを算出することもでき、楽しみながら愛犬と自分の健康管理を行なえる。さらに、玩具会社のタカラトミーらしく、アプリ内には犬のアバターの着せ替えや冒険ゲームなども入っており、毎日の散歩がより楽しくなるよう工夫されている。値段はメーカー希望価格で1万2000円(税抜き)の予定だ。