浦和・ペトロヴィッチ監督「しこりが残ることは好きではありません」
一方、1日付サッカーメディア「ゲキサカ」によると、槙野は森脇の決勝点でガッツポーズし、済州サイドの怒りを買ったとの見方もあるようだが、「そりゃガッツポーズするでしょう。みんなでガッツポーズしたから、それが気にさわったんじゃないですか」と槙野。済州でなく浦和サポーターに向かって喜びを表現したのだという。
浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は試合後の会見で「済州の選手は若い選手が多く、悔しさの中で感情的になることは十分に理解できます。この試合が終わった後で、しこりが残ることは好きではありません。今後、フレンドリーマッチでもやることで良い関係を築いていければと思っています」との考えを示している。
一連の混乱について日本のスポーツ紙やサッカーメディアは一斉に報道し、見出しに「最悪な後味」「地獄絵図」「驚愕の蛮行」などの言葉が並んだ。さらには韓国メディアの京郷新聞も「恥ずべき暴動」と報じている。1日付NHK記事によると、主催のAFCは、映像などから乱闘に至った経緯を確認し、関係者の処分を検討するという。