喉を深くついて死亡する事故も
ツイッター上で特に危険だとの指摘が多かったものは4番目のアイスキャンディーの画像。アイデア自体の問題ではなく、小さな子に棒状のものを持たせて食べさせるのは危険ではないかとの声が多い。
1999年には日本国内で、綿菓子を食べていた子どもが転倒して割り箸で喉を深く突き、脳に損傷を負って死亡した事故が発生した。消費者庁の「子どもを事故から守る!プロジェクト」ウェブサイトで公開されている「子どもの事故防止ハンドブック」でも、喉突き事故を防止するために箸やフォーク、歯ブラシを咥えさせたまま歩き回らせたり、目を離したりしてはいけないと記載してある。
他の画像も「タンクトップやジャケットから滑り落ちる、窒息する可能性がある」「哺乳瓶を咥えさせたまま固定すると、咄嗟に哺乳瓶を離すことができず、むせた場合などに対応できない」といった指摘が見られた。東京都福祉保健局が公開している「乳幼児の事故防止教育ハンドブック」でも「乳児は窒息しやすいため授乳時にも目を離さない」「安全性が確認されていない器具を使用しない」などの事故防止法が記載されており、前述の指摘も的外れではない。