CO2削減研究から生まれた日焼け止めクリーム デンソー

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   自動車部品メーカー大手、デンソー(愛知県刈谷市)は、バイオ燃料の研究過程で産生された保湿機能を持つオイルを活用して開発した日焼け止めクリーム「moina(モイーナ) UV」を2017年6月1日に発売する。

   同製品は、部署横断の女性プロジェクトチームが中心となり企画、女性ならではの感性を生かした商品づくりに努めたという。

  • デンソーの日焼け止めクリーム「moina UV」
    デンソーの日焼け止めクリーム「moina UV」
  • デンソーの日焼け止めクリーム「moina UV」

バイオ燃料から「スクワラン」に似たオイル

   新製品は、14年11月に発売したハンドクリーム「moina」に日焼け止め効果をプラスしたもの。「光合成による藻の培養でCO2を削減しながら有用成分を活用した『お肌にも地球にもやさしい』商品」という。

   デンソーでは環境対策の一環としてCO2削減に取り組んでおり、08年からオイルを産生する微細藻類を使ったバイオ燃料の研究を続けている。

   その研究過程で、微細藻類の「ボツリオコッカス」が高級保湿剤として知られる「スクワラン」に似たオイルを産生することがわかり、14年11月にこのオイルを配合したハンドクリーム「moina」を発売した。

姉妹サイト