本田圭佑、「若者の自殺」に「他人のせいにするな」 米津玄師「言ってることがよくわからない」

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「『自殺する人間像』を自分の中で固定して、それを自明なことのように話す」

   米津はさらに「『自殺する人間像』を自分の中で固定して、それを自明なことのように話すのはとても危険な振る舞いだなあと思いました」と本田の考えを否定した。「もちろんあれが彼なりの激励であり優しさであるのはわかってるつもりです」と譲歩しつつ、「ただ自殺で知人を失った経験がいくつかあり、思うところがあったので、一応突っ込んどこうと思った次第です。おわり」と自身の経験と重ねながら物申した。

   米津は12年にインディーズデビュー、22歳だった13年にメジャーデビューし、以来テレビCMやアニメとのタイアップ曲も数多く手がけている。15年には『Bremen』で日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞した。イラストレーターとしての一面も持ち、17年4~5月に開かれた福岡アジア美術館でのルーヴル美術館特別展では、米津のイラストが特別展示された。

   ツイッターで米津は、創作活動以外の発言も少なくない。死生観に関するものもあり、12年11月1日には「『自殺という表現はイメージが悪いので自死に』という記事をみかけたが、どんな場合であれ懲戒の意味を込めて自殺という表現であるべきだと思う。外部に責任を問うたり死んだ人間を慈しんだりするのはその後じゃないか」と主張した。14年3月1日には「死に対する哲学を持ってないと生きることもままならない」との考えを述べている。

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