放送後には「見栄も必要だった」と明かす
見栄のため、店員の前では一括払いにし、家に帰ってから月3万円のリボ払いに変更した。15%もの手数料で、時計の総額は248万円にも膨れ上がった。それでも、SNSへの依存は断ち切れず、景色を写したように見せかけて高級車をアピールするといった「間接自慢」までしていたという。
このほか、インスタに載せるためだけに、片道だけ飛行機のビジネスクラスに乗ったりもした。月に100万円の買い物をすることもあり、交際相手のも含め6枚のカードを使い、ローンの総額は1000万円にも達した。
テレビ番組にも出演するようになったが、「借金してセレブっていたことを隠していた」という。自宅のロケがあったときには、わざわざ引っ越して、300万円もかけて家電も買い替えた。しかし、ストレスもかかって、吐き気でご飯も食べられず、全身にじんましんができるようになってしまった。
やがてSNSに快感も感じなくなり、「見栄を張ることがダサいと気づき始めた」。そこで、生活を改め、借金も1年ですべて返した。教訓は、自慢はカッコ悪いことだとし、「SNSは勝負する場でなく、身の丈に合った写真でいい」「自分をしっかり持っている人って、自慢を必死になってしてこない」と締め括った。
ただ、GENKINGさんは、放送後のインスタで、「見栄を張るのも自分の為だと頑張り、借金をしてでも見栄をはる事はあの時のあたしには必要だった。その結果夢を叶える事が出来たし、しくじりの後に結果もついてきた」と振り返っている。
ツイッター上などでは、「見栄の成れの果てを見た思い」「いいねのために写真のために行動するって本末転倒だと思う」とSNS依存のおかしさを指摘する声が出た。一方で、GENKINGさんが借金も返したと言っていることに、「何もしくじってない」「苦労はしたけど何とかなったよって言う自慢やん」といった指摘もあった。