オネエ系として知られるタレントのGENKINGさんがSNSに依存していたことをバラエティ番組で告白し、ネット上で話題を集めている。見栄を張っていたというその様子がリアルであまりに怖いというのだ。
GENKINGさんは、インスタグラムで披露していたセレブな生活が注目を集め、2015年に「謎の美男子」としてテレビに引っ張りだこになった。
バラエティ番組で「世間をダマした」
ところが、17年5月28日夜放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で、そのセレブな姿は「世の人々をダマすかりそめの姿」だったと打ち明けた。
「借金まみれ。セレブに見せかけて、実は超貧乏だったの」。GENKINGさんは、自らを振り返って、こう言う。
地方出身で「田舎者コンプレックス」を持っていたというGENKINGさんは、東京・渋谷の街にあこがれた。家賃は7万円というアパートだったものの、高級住宅地の周辺に住んだ。
月収も20万円ほどだったが、「イケイケでいたい」と、アルマーニ、ブルガリといった高級ブランドを買って着飾るように。やがて、六本木に繰り出して、高級焼肉やシャンパンの味を覚え、タクシー代もかさんだ。そこで、裏では、自転車を使うなどして節約していたという。
海外セレブにあこがれて13年にインスタを始めると、さらに生活が派手になった。買ったものやおしゃれな写真に「いいね」が多く付くようになり、「何者でもない私が有名人になれる快感」を覚えた。お金はなかったため、インスタに写真をアップするとすぐに売ったりして、セレブを取り繕った。半年後には、初めてクレジットカードを使って、180万円もするシャネルの時計を買ったという。
ここから、GENKINGさんは、ローン地獄が始まったと明かす。