「猫アレルギー」でも猫を飼い続けたい 涙なしでは読めない努力と工夫の数々

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猫と一緒に寝たいから1週間に1度布団を丸洗い

   愛猫家「みう」さんの個人サイト「miMemo(みめも)」(2014年11月22日)の「猫アレルギーの私が猫を3匹も飼い続けられている秘訣」には、より具体的な方法が詳しく書かれている。それによると、みうさんはアレルゲン検査の「猫皮屑(フケ)」の値が「34.6」もあった。「ハウスダスト」が7.6、「コナヒョウダニ」が19.1などに比べ突出して高い。0~6まであるアレルギースコアは「クラス3」。平均以上の強い数値だ。

   猫に触れただけで目が真っ赤になったみうさんだったが、猫を飼い始めてから、もっとひどい症状が出て、一度病院に行った薬を処方してもらった。1週間飲むとすっかり改善、それ以降薬を飲んでいない。やはり、あきらめずに専門医に行くのはいいようだ。それ以外に次の方法が改善に役立った。

「各部屋に空気洗浄器を設置しました。最近はペット向けのフィルターも販売されており、とても良い洗浄機がありますたまに猫たちが乗って停止させちゃうのですが。エアコンもプラズマクラスター(注:高電圧の放電によりイオン分子を生成、除菌するタイプ)搭載型にしました」

   さらに、毎朝掃除機をかけた後、クイックルワイパーで丹念に床の拭き掃除を欠かさない。布団とシーツは1週間に1度丸洗いする。猫と一緒に寝たいからだ。また、小まめに猫にシャンプーしている。

   みうさんは、最後にこう語っている。

「最近では、里親さんのサイトでお試し期間を設けている所が多く、アレルギーで飼うのが困難なら無理に飼い続けないという方針が進んでいます。私はクラス3という数値が出ています。このレベルだと30分で辛い症状が出てしまいます。それでも、あらゆる手を尽くして共存することができると思っています。あくまで、猫アレルギーの方が猫を飼うことを薦めている記事ではありません。『こんな例もあるよ』と参考にして頂ければ幸いです」
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