出雲大社の「正式な読み方」に突如、注目 「いづもたいしゃ」ではなく...

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「分社」の場合は「いづもたいしゃ」

   だが、茨城県笠間市にある「常陸国 出雲大社」の正式な読み方は、「ひたちのくに いづもたいしゃ」。この神社は1992年、島根県の出雲大社の「分社」として創建。その後、2014年9月に本社から「独立」し、単独の宗教法人となった。

   なぜ、こちらの場合は正式名称も「いづもたいしゃ」なのだろうか。「常陸国 出雲大社」の高橋正重(ただしげ)権宮司は取材に対し、

「そもそも、『大社(おおやしろ)』という言葉は、島根県(出雲市)の出雲大社だけを指すものです。なので、私どもだけではなく、島根県の出雲大社から『分社』した神社はすべて、『おおやしろ』ではなく『たいしゃ』と読むのです」

と説明した。

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