「肝臓にレバーがいい」は間違い
肝臓に関連する病気で、4位となったのが「肝臓がん」。これも、女性の方がなりにくいとの判定だった。女性ホルモンが、がんの進行を遅らせる働きがあるという。
もうひとつのポイントは「鉄分」だ。実は肝臓には悪いミネラルで、女性の場合は月経の影響で男性より鉄分が少ないという。
ゲストの井森美幸「でも肝臓には、レバーがいいみたいな印象があるんですけど。よく言いますよね」
大竹医師「間違いなんです」
確かにレバーは、貧血の人には効果的なのだが、肝臓にはマイナス。肝臓のためを思うなら、亜鉛を摂取するとよい。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、よほど症状が悪化しないと目に見えるサインは出てこない。日ごろの地道な節制が重要なのだ。