スタジオジブリ「真偽について特にコメントはないです」
J-CASTニュース編集部は29日14時ごろ、宮崎監督が所属するスタジオジブリに電話取材した。広報担当者は、「(「引退宣言」は)個人の方がまとめられたもので、その真偽について特にコメントはないですし、『ワイドナショー』での取り上げられ方についても、特に申し上げることはございません」とする一方、フジテレビからの連絡は、番組の放送前・放送後も含め、この時点では特にない、とした。
フジテレビは29日夕方、「ワイドナショー」の公式サイトに、
「2017年5月28日(日)10:00~11:15放送の『ワイドナショー」において「宮崎駿『引退撤回』新作長編アニメ始動!」という内容を放送いたしました。
その中で宮崎駿氏の過去の引退に関わる発言としてフリップで紹介した内容が、実際には宮崎駿氏の発言ではなかったことが分かりました。
真偽を確認しないまま放送に至り、宮崎駿氏並びに関係者の皆様、視聴者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」
とのコメントが掲載された。J-CASTニュースでは、宮崎監督や元ネタの投稿者に対し、直接の謝罪、連絡などを行ったか尋ねたが、「回答は控えさせていただきます」とのことだった。
(編集部注)J-CASTニュースでも、宮崎監督の引退撤回に関する記事(宮崎駿監督の「引退宣言」は本当なのか ネットでは「これで何度目?」「引退後の新作楽しみ」/宮崎駿監督、「伝統芸」の引退撤回 検索候補に「勘弁してください」)で、宮崎駿監督のコメントとして紹介したもののうちのひとつが、本人のものではないことがわかりました。過去の記事を訂正し、お詫びいたします。