男子生徒「悲しいです」
ただ、こうした「虐待批判」の声を他のユーザーが諌めるという動きも目立っている。実際、ツイッター上には、
「これが動物虐待なわけがない。ちゃんと、新鮮で美味しく食べれるように締めているのに」
「(批判しているユーザーは)魚介や肉を食った事ないのか?殺さないでどうやって食べるの?」
「かわいそうっていうならもう二度とイカを食べるな」
といった「反論意見」が相次いで上がっている。また、男子生徒本人も21日のツイートで、一部で批判が出ていることに言及した上で、
「みんな自分が食べてるものの出所?を知らなさすぎる! 牛、豚、魚、にしろああやって殺してから出荷する人がいる。そのことを知ってほしい!!」
と訴えていた。
今回の騒動について、発端となった動画を投稿した男子生徒はどう受け止めているのか。5月25日のJ-CASTニュースの取材に応じた男子生徒は、
「僕たち釣り人や漁業関係者や海のことを知っている専門家の方などの間では普通のことが、一部の人にとっては『おかしい、かわいそう』などという感想になってしまうのが悲しいです」
「自分たちが食べているものがどこからともなくポンッと出て来ると思わないで欲しいですね。食卓に並ぶ前にどんな人がどんなことをしているか、など知って欲しいです」
と答えた。