2017年5月25日にベルギーのブリュッセルで、NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議が開催され、加盟国のリーダーが参加した。会議に初参加の米トランプ大統領は、加盟国に対して国防費の増大を求め、負担を公平にするべきだという持論を主張した。海外メディアが報じた。
また、撮影の際にモンテネグロのドゥシュコ・マルコビッチ首相を片手で押しのけ、首脳陣の正面へと移動した場面がツイッターで拡散され、批判を集めている。
動画を目にした海外の著名人がトランプ大統領の行動についてツイッター上で言及し、「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリング氏は動画を添えて「小さい男」と批判し、カリフォルニア州副知事のギャビン・ニューサム氏は「世界の指導者たちを押しのけてまで正面に立ちたがるなんて、トランプは本当に『アメリカ第一主義』を心に銘じているようだ」と、皮肉を込めた投稿をした。